せっくす・おんりー・めもりーのレビュー・感想・徹底解説

レビュー・徹底解説

👤誰向け?ハードプレイ実用派
⚠️注意点ハードなプレイ多め
おすすめAランク

記憶はなくても、身体は覚えている

交通事故で記憶を失った大学生・みなと。彼にはゆのという地雷系の彼女がいる。関係は覚えている。しかし、その関係の「内容」は思い出せない。そんな彼が、ゆののスマホで見つけたのは、数々のハメ撮り動画だった。自分たちが、想像以上に濃厚で過激な日々を送っていた事実に、彼は戸惑う。記憶は曖昧でも、身体に刻まれた快楽の痕跡は消えない。これは、失われた記憶と、覚醒する肉体を描く物語だ。

スマホに眠る、過激な「記憶」の数々

物語の核は、ゆののスマホに保存されたハメ撮り動画だ。主人公はここで、自分たちの「日常」を目の当たりにする。あらすじから推測すると、この動画再生シーンが最初の見どころとなる。動画という媒体を介すことで、過去の生々しい行為が「記録」として提示される。これは単なる回想ではなく、主人公と同じ視点で「発見」する体験だ。フェラやアナルといったタグから、その内容は相当にハードなものと思われる。最初は半信半疑だった。しかし、画面に映るのは紛れもない自分自身だ。この「証拠」と向き合う主人公の動揺が、読者の興奮への入り口を開く。

「身体が覚えている」という官能の証明

記憶が曖昧でも、身体の反応は正直だ。あらすじは「お互い身体では覚えていて」と締めくくられる。ここから、動画を見た後の二人の関係が急速に加熱することが期待できる。理性では理解できない快楽の回路が、皮膚感覚を通じて蘇る。バイブやおもちゃといったタグは、この「身体性」を刺激するための道具として機能するだろう。ゆのが持つ美乳や、ごっくん、潮吹きといった要素が、記憶を呼び覚ます触媒となる。自分が何を好んでいたのか。彼女が何を求めていたのか。その答えは、言葉ではなく、絡み合う肉体の動きの中にある。

記憶喪失という、最強の「初体験」シチュ

本作の最も巧妙な仕掛けは、記憶喪失という設定そのものにある。それは、すべての行為を「初めて」のように感じさせる免罪符だ。同時に、過去の自分が積み重ねてきた性癖の全てを、改めて「発見」する旅でもある。イラマチオやハメ撮りといったプレイは、単なる行為の羅列ではない。かつての二人がどれだけ熱中していたかを物語る「遺物」となる。このシーンでは、羞恥心と好奇心、戸惑いと興奮が入り混じる。正直、「身体が覚えている」というコンセプトの実用性の高さに唸った。知っているようで知らない自分の性癖と向き合う。その没入感がたまらない。

購入前に知っておきたいこと

Q. 単行本と単話、どっちがお得?

本作は22Pの単話作品です。単行本未収録の可能性が高いため、気に入ったら単話で購入するのが確実です。ページ単価で考えると、まとめ買いできる単行本の方がお得ですが、まずは本作単体で試すことをおすすめします。

Q. 前作やシリーズを知らなくても楽しめる?

完全に単体完結の作品です。記憶喪失という設定上、主人公と同様に情報がゼロの状態から物語が始まります。過去のシリーズやキャラクターの知識は一切不要で、すぐに没入できます。

Q. 地雷要素(NTR、スカトロ、暴力等)はある?

タグから判断する限り、NTRやスカトロ、過度な暴力といった要素はなさそうです。注意点は、アナルやイラマチオ、ごっくんなど、ハードなプレイが多数含まれることです。これらのプレイが苦手な方には向きません。

Q. ストーリー重視?実用性重視?

記憶喪失というユニークな設定はありますが、あくまでハードなプレイを描くための装置です。22Pというページ数を考えると、ストーリーよりは実用性に重点が置かれていると言えます。プレイの密度と生々しさが売りの作品です。

忘却を欲望で埋め尽くす、22ページの濃密体験

記憶喪失は、全てをリセットする悲劇ではない。むしろ、欲望の根源をゼロから再発見する、官能のアドベンチャーだ。本作はその可能性を、22ページという限られた枠の中で見事に詰め込んでいる。ハードなプレイの数々は、単なる趣向の羅列ではなく、失われた「自分」を取り戻すプロセスそのものだ。画力の描写力がそれを支える。これは、設定の妙味を存分に活かした、実用性の高い一本と言える。買ってよかった。

📊 総合評価
Aランク
エロさ★★★★☆
画力★★★★☆
ストーリー★★★☆☆
This Series
せっくす・おんりー・めもりー1