つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集のレビュー・感想・徹底解説
レビュー・徹底解説
『つぐもも』の愛されキャラが、ここまで見せてくれるのか
妖怪バトルファンタジー『つぐもも』の公式ファンアート集、いや、公式エロアート集と言った方が正しいかもしれない。本編では叶わなかった「あのシーン」が、加筆修正で丸見えになる。強くて可愛い女性キャラたちが、美麗カラーで限界突破のフルヌードを披露する。これは単なるイラスト集ではない。ファンへの、そしてキャラへの、ある種の「供養」なのだ。大判184ページに詰め込まれた、サービス精神の結晶をレビューする。
購入前に気になる、あの質問に答えます
「すじ供養」や「限界突破」とは何なのか。実際に手に取る前に浮かぶ疑問を、先に解決しておこう。
Q1. 「すじ供養バージョン」って具体的に何が変わってるの?
あらすじにある通り、本編では描かれなかった「アノ部分」が丸見えになる加筆修正が施されている。つまり、当該シーンの描写が、原作よりも露骨で直接的なものに生まれ変わっていると思われる。サービスカットの強化版、と考えるとイメージしやすい。
Q2. まったく新しいオリジナルストーリーは入ってる?
この作品は「イラスト&漫画集」である。あらすじから判断する限り、完全新規の連載ストーリーが収録されているとは考えにくい。本編の厳選回をベースにした「特別版」と、新規描き下ろしの美麗イラストが主な内容と思われる。
Q3. ラブコメタグが付いてるけど、エロいの?
タグは「ラブコメ」のみ。しかし、あらすじの「サービス&エロス超特化型」「フルヌード」「丸見え」という表現から、コミカルな要素を含みつつも、エロ描写に重点を置いた内容であることは間違いない。笑いとエロのバランスが、原作以上に「エロ寄り」に調整されていると推測できる。
Q4. 原作を読んでいないと楽しめない?
収録内容が本編の厳選回をベースにしている以上、キャラの関係性やシチュエーションの面白さを十全に味わうには、原作の知識が有利に働く。ただし、utu先生の圧倒的画力と、美麗なフルヌードイラストは、単体でも十二分に鑑賞価値がある。画集として楽しむ選択肢も大いにある。
Q5. 184ページってコスパはどうなの?
大判サイズでの184ページは、かなりのボリューム感がある。カラーイラストと漫画ページがバランス良く配置されていれば、ページをめくる楽しみが持続する。単なるスクラップブック的まとめ方ではなく、一冊の「作品」としての構成力が鍵となる。
Q6. 外部評価(FANZA)が3.71点と賛否あるみたいだけど?
外部評価(FANZA)では3.71点(17件)となっている。この点数は、「原作の特別版としての期待値」と「純粋なエロ同人誌としてのクオリティ」の、評価者の捉え方によって分かれている可能性がある。後述するが、この点を理解した上で臨むと、満足度が変わってくる。
「供養」という言葉に込められた、作者とファンの熱い思い
この作品の核心は、タイトルにある「すじ供養」という言葉にある。供養とは、本来は成仏を願う仏事だ。では、何を供養するのか。それはおそらく、「本編では描けなかったエロス」であり、「読者が心の中で妄想していたシーン」であり、ひいては「キャラクターへの愛」そのものなのだろう。
本編は少年誌的な枠組みの中で、バトルとラブコメを両立させてきた。そこには当然、表現の限界があった。この一冊は、その限界を「超!限界突破」することで、作者自身の描きたい絵、ファンの見たい絵を解き放つ儀式なのである。大判サイズでガッツリ収録する、というのもその現れだ。小さく収めるのではなく、存分に楽しませてやる、というサービス精神の表れと言える。
正直、こういう「オフィシャルな裏切り」は大好物だ。本編ではあんなに凛としていたキャラが、ここまで大胆に…と思うと、一種の背徳感とともに興奮が込み上げてくる。作者もわかっている。ファンが何を求めているかを、心底わかってこの一冊を造ったに違いない。
結論:これは『つぐもも』愛の、正当なる結晶だ
では、買いなのか? 答えは、あなたが『つぐもも』のキャラをどれだけ愛しているかにかかっている。この作品は、原作の延長線上にある「公式同人誌」のような位置付けだ。完全新作ストーリーを求めるなら物足りないかもしれない。しかし、愛するキャラたちが最高の画力で、最も恥ずかしい姿を見せてくれる「夢のコラボレーション」を求めているなら、これは文句なく価値がある。184ページの大判は、画集としても見応え十分。絵を見て「ああ、この子たちがこんな姿を…」と一人でニヤつく、至福の時間を約束してくれる。自分は、画力のクオリティとサービス精神の高さに、思わず「これは買いだ」と唸った。

