COMIC E×E 37【FANZA限定特典付き】のレビュー・感想・徹底解説
レビュー・徹底解説
740ページ超えのエロスフルコース、6周年記念号の熱量
浴衣から大胆に覗く生脚。チョコバナナをWで舐める艶っぽい美女たち。これは単なる表紙ではない。人気連載『SiStart!』と伝説の『アマカノ』続編が奇跡のコラボを果たした、記念すべき一枚だ。雑誌『COMIC E×E』が6周年を迎えた。その熱狂と祝祭感が、この表紙からはみ出している。中を開ければ、740ページを超えるボリュームが待ち受ける。電車では絶対に読むな。これは忠告だ。膨大なページ数は、単なる量ではない。業界を牽引する作家たちが、渾身の一撃を放つ戦場だ。
多様性こそが武器、エロ漫画の祭典
この作品は単一のマンガではない。いわば「エロ漫画の最新トレンド見本市」だ。タグは「マンガ誌」のみだが、その中身は百花繚乱。清楚なドアップ尻から、むっちりした褐色ボディまで。教師と教え子の背徳関係から、魔王を倒すための予行練習まで。ジャンルも表現も実に多様だ。個々の作品は独立している。しかし雑誌という器に収まることで、一種独特の「祭典」のような空気感を醸し出している。好きな作家の新作を探すもよし。未知の作家の衝撃に出会うもよし。一冊で何度も新鮮な驚きと出会える。これが商業誌アンソロジーの最大の魅力だろう。
豪華作家陣が放つ、珠玉の見どころ三選
膨大なコンテンツの中から、特に目を引くポイントを深掘りする。あらすじに基づき、その魅力を推測してみよう。
伝説のカムバックと新鋭の台頭
あらすじには「3年ぶりにカムバック!! 伝説の快楽堕ちシリーズ作家’桂井よしあき’先生」とある。これはファンにとってはまさに朗報だ。気が強いショートカットJKの調教日記は、同作家の真骨頂と言える。一方で、’豆六’、’鬱ノ宮うかつ’、’41’といった「初登場」「初登場!」の作家名も散見される。巨乳お姉様とのママ活や、校内トイレでの突然の襲撃など、そのシチュエーションは挑戦的だ。新旧の熱量が一冊に凝縮されている。
周年記念ならではの豪華コラボレーション
6周年を記念した特別企画がふんだんに盛り込まれている。表紙のコラボに加え、’葵渚’先生は姉妹誌とのコラボで伝説の褐色爆乳美女・アネットさんを登場させる。’ヘリを’先生と’ピロ水’先生によるウェディングドレス姿の共演も見逃せない。さらに、伝説の百合マンガコーナー『girls×garden』が復活。match先生によるディストピアGLストーリーは、エロスの枠を超えた深みを感じさせる。記念号だからこそ実現した、豪華で貴重な共演劇場だ。
バラエティに富む「お姉さん」たちの饗宴
この号のもう一つのキーワードは「お姉さん」かもしれない。看病してくれるむっちりボディのミラさん、禁欲を命じられただらしなお姉ちゃん、幼馴染のお姉さん教師、巨乳の甘やかしお姉ちゃん…。属性もシチュエーションも多様だが、包容力とある種の主導権を感じさせる女性像が目立つ。ドSな彼女が彼氏の前ではドMになるという逆転現象も興味深い。様々な「年上」あるいは「主導的」な女性像がずらりと並ぶ。これはある種の性癖特集と言ってもいい。
画力の博覧会、多様な「肉感」の描き分け
20名を超える作家が集う本書は、画風と表現技術の博覧会だ。ななお先生の「熱っぽい汗だくむっちりボディ」、黒ノ樹先生の「ドスケベマダム」、IAPOC先生の「たっぷりおっぱい」と、いわゆる「肉感」の表現だけとっても千差万別だ。柔らかそうな弾力、重量感のある垂れ、汗や愛液の光沢。それぞれの作家が追求する「理想の肉」がここにある。コマ割りや構図も作家ごとに個性が爆発している。大胆なドアップから、情景を重視した遠景まで。読み進めるほどに、自分好みの「画」との出会いがある。正直、画力の比較と発見だけでも一冊の価値があると思った。
購入前に知っておきたいこと
Q. 単行本と単話、どっちがお得?
本作は雑誌(単話)そのものです。740P超えの大ボリュームで、多数の作家による読み切りが20本以上収録されています。単行本1冊分の価格で、多様な作品を一度に楽しめるコスパの良さが最大の魅力です。
Q. 前作やシリーズを知らなくても楽しめる?
ほぼ全ての作品が読み切り形式です。シリーズものも、その1話目が収録されていたり、単体で楽しめるように描かれています。『アマカノ2+』の情報が掲載されていますが、メインは漫画作品そのものなので、未経験でも全く問題ありません。
Q. 地雷要素(NTR、スカトロ、暴力等)はある?
作品ごとに内容は異なります。あらすじから推測するに、調教や拘束プレイ、軽い陵辱要素を含む作品は含まれていると思われます。過度なグロテスク描写やスカトロについては言及がなく、おそらくないでしょう。多数作家のため、苦手な作品は飛ばして読むことも可能です。
Q. ストーリー重視?実用性重視?
作家によって大きく異なります。濃厚なストーリー性を持つ叙情派もいれば、シチュエーションと画力で直球勝負する実用性重視派もいます。一冊の中で両方を楽しめるのが雑誌の強みです。自分の好みの作家を見つける探検感覚が楽しめます。
エロ漫画の「今」が詰まった、探索型の一冊
総合評価はAランクだ。その理由は「選択肢の多さ」と「発見の楽しさ」にある。全ての作品が好みとは限らない。しかし、740ページというフィールドには、必ずやあなたのツボを刺激する作品が潜んでいる。外部評価(FANZA)が低い点は気になるところだが、これは多作家アンソロジーゆえの、評価の分散が原因の一端と思われる。自分なりの「当たり」を探す旅そのものを楽しめる人、業界の最先端を幅広くキャッチアップしたい人に強く推せる一冊だ。私はこの中で、3人の新鋭作家の画風に心を奪われた。次回作をチェックするリストが増えてしまった。

