COMIC E×E 27【FANZA限定特典付き】のレビュー・感想・徹底解説
レビュー・徹底解説
アンソロジーの王道、その完成形
COMIC E×Eは、言わずと知れた美少女巨乳エロ漫画誌の雄だ。その第27号は、まさに「性欲の秋」を体現する一冊である。620ページという膨大なボリュームは、単なるページ数の多さではない。多数の作家が集い、それぞれの「肉」を競演させる場だ。表紙を飾るピロ水先生の美麗な浴衣姉妹から、各作家の濃厚な描き下ろしまで、一本の軸で貫かれたコンセプトがある。それは「読者の股間を確実に熱くする」という、エロ漫画誌の根源的な使命だ。この号は、その使命を愚直に、そして豪華に全うしている。
豪華作家陣による“肉”の饗宴
この作品の最大の魅力は、その顔ぶれの豪華さと多様性にある。常磐緑、DISTANCE、栗原ケンシロウ、黒ノ樹、日吉ハナなど、実力派から人気ルーキーまでが一堂に会する。それぞれが独自の「肉感」を追求している点が興味深い。例えば、むっちり極乳と評される黒ノ樹先生の熟れ肉ボディ。エレガント×エロティックを標榜する日吉ハナ先生の、雨に濡れた切ない描写。画風もシチュエーションも多岐に渡るため、必ずや好みの一編と出会える。正直、この価格でこれだけの作家の作品が読めるのはコスパがおかしいと思った。さらにFANZA限定特典として緋月アキラ先生の描き下ろしが付く。購入媒体を選ぶ価値は十分にある。
特筆すべきは、単なる作品の寄せ集めではない点だ。GOT漫画大賞受賞作家の登場や、人気シリーズの完結編が収録されるなど、誌面全体に「旬」のエネルギーが満ちている。読み終わって、しばらく放心した。一冊でこれだけ満腹感を得られるアンソロジーはそうない。
巨乳美少女ジャンルの“現在地”を示す一冊
もしあなたが「COMIC BAVEL」や「COMIC アンスリウム」などのアンソロジー誌を好むなら、この作品は間違いなく好みに合う。同じく多作家制によるバラエティ豊かな内容が特徴だ。ただし、COMIC E×Eはより「巨乳」「美少女」というタグに忠実な傾向がある。あらすじから推測される各作品の内容は、留学生JK、思春期ガール、同級生のお姉さん、グラドル、美人ママなど、いわゆる「王道」とも言えるシチュエーションが目白押しだ。これは弱点ではなく強みである。確立された人気の要素を、一流の作家たちがどう料理するか。その技術の違いを比較して楽しむという、もう一つの読み方ができる。
購入前に知っておきたいこと
Q. 単行本と単話、どっちがお得?
本作は雑誌(単話)そのものです。620ページでこの価格は破格のコスパと言えます。掲載作家の単行本を数冊買うことを考えれば、アンソロジー誌はコストパフォーマンスに優れた選択肢です。
Q. 前作やシリーズを知らなくても楽しめる?
各話は基本的に読み切りなので問題ありません。一部、人気シリーズの最新話(黒ノ樹先生、多門結之先生など)が含まれますが、単体でも十分楽しめるように描かれていると思われます。
Q. 地雷要素(NTR、スカトロ、暴力等)はある?
あらすじとタグから判断する限り、過度な地雷要素はなさそうです。タグにある「中出し」や、あらすじの「敗北JKには何をしても許される」といった表現から、やや強めのプレイを含む話もあると推測されます。
Q. ストーリー重視?実用性重視?
作家によりけりですが、全体的には「実用性」が強く意識されています。短編で状況説明を迅速に行い、濃厚なエロシーンへと一直線に向かう構成が主流です。画力とエロ描写のクオリティが生命線です。
多様な“肉感”を味わう美食漫画のような一冊
結論から言おう。巨乳美少女もののアンソロジーを求めているなら、これは優れた選択肢だ。外部評価(FANZA)では3.00点(3件)と評価は分かれているが、これは好みが分散するアンソロジー誌の特性とも言える。全ての話が自分に刺さるとは限らない。しかし、その分、新たな作家や好みのジャンルとの出会いがある。栗原ケンシロウ先生の同級生のお姉ちゃん話には、青春の甘酸っぱさと背徳感が絶妙に混ざり合っていて、思わずニヤけてしまった。一冊でこれだけのバリエーションを体験できるのは、アンソロジーならではの醍醐味である。画力とエロ描写に妥協がない作家たちの競演は、まさに「肉」の美食漫画のようだ。あなたの好みの「肉感」を、きっと見つけられる。





