憑依2 家に居た亡霊?がオレに懐いてメス♀憑れてきた件EX2のレビュー・感想・徹底解説
レビュー・徹底解説
憑依という「究極の都合の良さ」を描く快楽譚
亡霊「タマ」と主人公がタッグを組む。彼女たちに憑依し、自由に体を操る。職場の先輩から退魔師まで、あらゆる女性が標的になる。これは「もしも」の欲望を、極めてストレートに形にした作品だ。28ページという短い枠の中で、憑依というシチュエーションの可能性を貪欲に追求している。外部評価(FANZA)では4.73点(22件)と高い支持を得ており、その手応えを裏付けている。深夜に読み始めて、気づいたら空が白んでいた。そんな没入感のある一冊だ。
購入前に知っておきたい5つの疑問
Q1. 憑依もの初心者でも楽しめる?
十分に楽しめる。複雑な設定はなく、「憑いて、動かして、楽しむ」というシンプルな構造だ。主人公とタマの軽妙な掛け合いが物語に緩急をつけ、とっつきやすさを生んでいる。憑依ものの入門編としても推せる。
Q2. エピソードはどう分かれている?
あらすじから推測すると、職場の先輩、学生、マンションの美人、退魔師と、少なくとも4つの標的が登場すると思われる。28ページの中で次々と場面が切り替わる、オムニバス形式の快進撃が期待できる。
Q3. 画風や作画の特徴は?
作画を担当するともみみしもん氏の描く女性は、柔らかさと肉感が特徴的だ。憑依によって操られる無抵抗な肢体の描写に、彼の画力が存分に発揮されている。正直、この「操り人形」のような美しさには参った。
Q4. ストーリー性はある?
深いドラマや複雑な人間関係は求めない方がいい。あくまで「憑依というチート能力を使い、好き放題する」という欲望充足型の物語だ。しかし、主人公とタマの「共同生活」という軸は一貫しており、単なる場当たり的なエピソードの羅列ではない。
Q5. コスパはどう?28ページで足りる?
欲を言えばもっと読みたいが、28ページの中に詰め込まれた情報量は多い。複数のヒロインとシチュエーションを描き、テンポ良く展開する。読み応えについては、消化不良になるよりは「あっという間だった、もっと読みたい」という印象が強い。
「憑依」というシチュエーションの本質
この作品の真骨頂は、憑依という概念を「都合の良い装置」として徹底的に使い倒す点にある。恋愛感情や同意のプロセスを全て飛び越え、直接的に「体」と「快楽」にアクセスする。タグにある「処女」や「OL」、「学生」は、そのまま征服の対象としての記号だ。退魔師という対抗勢力まで標的に加えるあたり、その徹底ぶりが伺える。
しかし、単なる悪役主人公ものとは一線を画す。相棒のタマという存在が、物語に独特の「間」を作り出している。主人公一人の独善的な欲望ではなく、亡霊との共同作業としての犯罪。この非日常的な共犯関係が、作品に独特のスパイスを加えている。思わず「こういうのでいいんだよ」と呟いてしまった。欲望の形を、迷いなく描き切る潔さがここにある。
買うべきは、欲望の直球を求めている人
結論を言おう。憑依ものの醍醐味である「支配と没入」を、シンプルかつ濃厚に味わいたい人には、間違いなくおすすめできる。複雑な心理描写や倫理的なもどかしさを排し、快楽のエッセンスだけを抽出したような作品だ。画力も作品のコンセプトを十二分に支えている。ただし、非合意的な要素を純粋なファンタジーとして楽しめるかが大きな分かれ目になる。その点をクリアできる読者にとっては、非常にコスパの高い、実用性の高い一冊だ。