レビュー・徹底解説

👤誰向け?多様な性癖を一度に
⚠️注意点短編集合体
おすすめBランク

17人のエロBODYが詰まったアンソロジー

COMIC失楽天 2020年04月号は、多種多様なシチュエーションとヒロインを詰め込んだアンソロジー誌だ。人妻からギャル、教師からOLまで。17人以上のヒロインが登場する。339ページというボリュームは圧倒的だ。一つの世界に浸るのではなく、様々な「エロ」を味わえる。電車では絶対に読むな。これは忠告だ。

購入前に知っておきたい5つの疑問

Q1. アンソロジー誌って、話のクオリティにバラつきがあるのでは?

確かに作家ごとの個性は強い。しかし、この号に掲載されているのは実力派作家ばかりだ。utu、南乃さざん、東出イロドリなど。安定した画力と描写力が期待できる。好みの作家を見つける楽しみもある。

Q2. タグに「オナニー」「中出し」とあるが、描写はハードな方?

作品によって濃淡はある。しかし全体として、実用性を重視した直接的な描写が多い。あらすじからも、催眠やチェックプレイなど、やや強引なシチュエーションが散見される。ソフトな純愛を求める人には不向きだろう。

Q3. 339ページもあるが、コスパはどうなのか?

単行本1冊分を超えるページ数だ。価格は誌本体の定価となる。1ページ単価で考えれば非常にコスパが良い。ただし、全てがフルカラーではない点は理解しておきたい。読み応えだけで言えば文句なしのボリュームだ。

Q4. 「和服・浴衣」タグはどの作品に関連?

あらすじから直接は特定できない。しかし、掲載作家の作風やタグから推測するに、「勿忘草/回転筆」や「みやびちゃんとおじさん/西沢みずき」あたりが該当する可能性が高い。和の雰囲気とエロティシズムの融合を期待できる。

Q5. 外部評価(FANZA)が5.00点と高いが、信頼できる?

評価件数が2件と少ないため、参考程度に捉えるべきだ。満点評価は、この多様性を好んだ読者がつけた可能性が高い。万人に勧められる「神」作品というよりは、好みが分かれるが、刺さる人には刺さるタイプと言える。

アンソロジー誌の真価は「選択と集中」にある

単一作品ではないからこその魅力と課題がある。最大の利点は、自分好みの作家やシチュエーションを発見できる点だ。17作品もあれば、必ず一つは心に刺さるものがある。逆に、気に入らない話も含まれるのは覚悟しなければならない。

個人的に唸ったのは、utuの「さいみんごっこ」だ。あらすじにある「人妻保育士を催●術で」という部分。描写の生々しさと、ヒロインの堕ちていく過程の丁寧な表現が秀逸だった。画力だけでここまで引き込めるのか、と感じさせる完成度である。

また、ボリュームの多さは「読み疲れ」を生む可能性もある。一気に読むのではなく、気分に合わせてピックアップして読むのが正解だろう。様々な作家の「肉」の描き方を比較するという、マニアックな楽しみ方もできる。正直、画力研究の資料としても価値がある一冊だ。

多様性こそが最大の武器

では、このCOMIC失楽天 2020年04月号は買いなのか?結論から言おう。「エロ漫画のレパートリーを広げたい人」にとっては優良な投資だ。一つの作家、一つのジャンルに飽きてきた時、このアンソロジーを開けば新しい刺激が必ず見つかる。逆に、じっくりと一つのストーリーに没頭したい人、極端に苦手なシチュエーションがある人には勧められない。17もの作品が入っているのだ。苦手な要素に当たる確率も低くはない。

総合的に判断すれば、そのボリュームと作家陣の質から、Bランクと評価する。刺さる作品さえ見つかれば、価格以上の価値を感じられることは間違いない。

📊 総合評価
Bランク
エロさ★★★★☆
画力★★★★☆
ストーリー★★★☆☆