COMIC快楽天 2019年11月号のレビュー・感想・徹底解説
レビュー・徹底解説
みちきんぐの濡れ透けJKが誘う、375ページのエロマガジン
2019年秋に発売された「COMIC快楽天 2019年11月号」。表紙はみちきんぐによる、雨に濡れたJKの挑発的なイラストだ。あらすじには「イチャラブからドヘンタイSEXまで」とある。つまり、王道からややマニアックな嗜好まで、幅広い性癖をカバーするアンソロジーだ。375ページというボリュームは、単行本一冊分を超える。正直、このページ数でこの価格はコスパが良い。外部評価(FANZA)では3.67点(3件)と、一定の支持を得ている。今回は、この雑誌の「実用性」に焦点を当てて、その中身を分解していく。
みちきんぐの表紙が示す「肉感」の基準
この号の顔は、間違いなくみちきんぐの表紙イラストだ。「キミの視線でビッチョリです♪ ふれて欲しくてグッチョリです♪」というキャッチコピーが全てを物語る。濡れた制服が肌に張り付き、透ける下着。水の滴る質感と、柔らかく弾力のある肉感の描写は、この雑誌の「画力の基準」を高く設定している。ここから始まる375ページは、このレベルの「肉」への期待を抱かせる。自分はこの表紙を見て、中身の作画レベルに期待を込めてページをめくった。正直、表紙だけで買う価値がある作家の一人だ。
タグから推測する「巨乳」と「中出し」の実践的描写
作品タグには「巨乳」「中出し」「美少女」が並ぶ。掲載作家を見ると、さめまんま、なぱた、八尋ぽち、みそたぬきインカ帝国、オクモト悠太、いーむす・アキなど、実力派が名を連ねている。特に「巨乳」描写に定評のある作家が複数名いることから、豊満なボディラインとその揺れ、圧迫感といった「実用性」の高い描写が随所に散りばめられていると推測できる。「中出し」タグについては、あらすじに「王道エロマガジン」とあるため、避妊のない生々しい結合描写が、多くの作品でクライマックスを飾っている可能性が高い。これは期待が膨らむポイントだ。
「イチャラブからドヘンタイSEXまで」のバラエティ
あらすじに列挙されたシチュエーションは実に多彩だ。「JK、女教師、OL」といった王道から、「女装シャタ、ガチムチ好き淫乱メガネ、女子水泳部(サキュバス)」といったやや特化型の要素まで網羅している。例えば「ぼっしぃ」による「水泳部のサキュバス達」は、ファンタジー要素とスポーツ少女の組み合わせで独自のエロスを展開するだろう。「えーすけ」の「番犬くん」や「ゲズンタイト」の「トランスちんポーター歩」からは、少し変わった関係性や設定が伺える。この多様性こそが、雑誌の最大の強みだ。どこか一つの作品に必ずハマる穴場がある。
購入前に知っておきたいこと
Q. 単行本と単話、どっちがお得?
この号は雑誌(単話)です。375ページで単行本以上のボリュームがあり、作家も20名以上と非常にコスパが良い。気になる作家の単行本を何冊も買うより、まずはこの雑誌で各作家の作風を試すのがおすすめです。
Q. 前作やシリーズを知らなくても楽しめる?
各作品は基本的に読み切りです。連載作品があったとしても、その号で完結する形になっているため、知識なしで問題なく楽しめます。作家ごとの世界観を気にせず、純粋にエロ漫画として読めます。
Q. 地雷要素(NTR、スカトロ、暴力等)はある?
タグやあらすじからは、過度な地雷要素は見当たりません。あらすじに「ドヘンタイ」とありますが、これは「女装」や「サキュバス」などの特殊設定を指すと思われます。過激な陵辱やグロ描写はなさそうです。
Q. ストーリー重視?実用性重視?
掲載作家の顔ぶれから、総合的に「実用性重視」の傾向が強いです。短いページ数で効率的にエロシーンに持っていく構成が多く、画力も高い作家が多いため、視覚的・本能的な刺激を求める読者に刺さります。
多種多様なエロの祭典、その中から必ず一本は当たりがある
総合評価はAランクだ。375ページという圧倒的ボリュームと、みちきんぐを筆頭とする豪華作家陣の画力が、購入の決め手となる。全ての作品が好みとは限らないが、20名以上の作家によるアンソロジー形式だからこそ、必ずや「自分のツボ」を刺激する一編に出会える。イチャラブから少し変わった設定まで、エロ漫画の「定番の楽しみ方」を網羅した一冊。自分は「水泳部のサキュバス達」のアイデアに参った。こういう発想力が雑誌の醍醐味だ。エロ漫画の「今」を一度に味わいたい人、新しい作家を発掘したい人に強く推せる。
