レビュー・徹底解説

👤誰向け?多様な性癖を一度に満たしたい人
⚠️注意点NTR、乱交要素を含む
おすすめAランク
作品名COMIC BAVEL 2019年2月号
形式マンガ誌(アンソロジー)
ページ数403P
発売日2019年1月
主なタグ競泳・スクール水着、小柄、乱交、巨乳、寝取り・寝取られ・NTR

本レビュー評価
作画: ★★★★☆ / エロさ: ★★★★☆ / ストーリー: ★★★☆☆

25名の作家が描く、欲望のオムニバス

COMIC BAVEL 2019年2月号は、総勢25名の作家によるアンソロジー誌だ。表紙を飾るのは関谷あさみ。椿をバックにした着物姿の美少女が印象的である。あらすじには「純情娘からツンデレにビッチまで多彩な美少女が満載」とある。まさにその通りで、一冊で多種多様なシチュエーションとヒロインを味わえるのが最大の特徴と言える。競泳水着、小柄、巨乳といった身体的特徴から、NTRや乱交といった背徳的な要素まで、タグの幅広さがその多様性を物語っている。外部評価(FANZA)では4.00点(1件)と、限られた評価ではあるが高評価を得ている。最初は「雑誌は当たり外れがある」と半信半疑だった。しかし403ページというボリュームは、確かな読み応えを約束してくれる。

多様な性癖を刺激する、三つの核

この号の魅力は、特定の一つの方向性に偏らないバラエティの豊かさにある。あらすじとタグから推測される、特に際立った三つの核を掘り下げてみよう。

競泳水着の張り付く質感と背徳感

タグに「競泳・スクール水着」とある。具体的には『びっちびちマーメイド』(ともみみしもん)という作品が該当すると思われる。あらすじには「競泳水着のピッチリ感がたまらないドスケベ女コーチと思春期男子とのプール姦ストーリー」と明記されている。水着の張り付く質感、濡れた肌の描写に期待が高まる。監督という立場を利用した、あるいは利用される緊張感ある関係性。公衆の目がある場所での密かな行為は、背徳感を大きく刺激する。正直、このシチュエーションだけで購入の価値を見いだせる人も多いはずだ。

小柄なヒロインが繰り広げる濃密な関係

小柄」というタグも見逃せない。『ちぇんじ ざ しょた』(ぬんぬ)は「社畜→おこちゃま変身体験記」とある。身体が小さくなるという変身要素と、その身体を駆使した濃密なプレイが想像される。小柄であるが故の視点の低さ、抱きしめた時の収まりの良さ。巨乳との組み合わせもあれば、その対比がより一層官能性を高めるだろう。保護欲と支配欲の両方をくすぐる、独特のエロスが展開されると思われる。こういうのでいいんだよ、と思わせてくれる一品があるかもしれない。

NTRと乱交が交錯する、混沌の快楽

寝取り・寝取られ・NTR」と「乱交」というタグは、本作のダークな側面を強く示唆する。『まだ暖かいベッドの上で』(わいら)の「姉の恋人は私の‘オトモダチ’…!? リビドー直撃背徳姦!」というあらすじは、典型的なNTRの構図だ。さらに「乱交」タグからは、複数人による混沌とした性交シーンが随所に散りばめられていると推測できる。所有と共有、純愛と背徳の狭間で蠢く人間の業。単なる肉体の交わりではなく、心理的な駆け引きや関係性の崩壊が描かれている作品では、より深い興奮が得られる。わかってる。作者、わかってる。

購入前に知っておきたいこと

Q. 単行本と単話、どっちがお得?

本作は「マンガ誌」という形式です。単行本未収録の作品を多数、一度に楽しめるのが魅力。特定の作家を追うなら単行本、多様な作家の作品をサンプリングしたいなら本誌がお得です。403Pは単行本2冊分に相当するボリュームです。

Q. 前作やシリーズを知らなくても楽しめる?

ほとんどの作品は読み切りなので、問題なく楽しめます。『不思議解明部っ!』(なえなえ)のように「人気原画家再登場」とある作品はシリーズ物の可能性がありますが、単体でも理解できるように作られているはずです。

Q. 地雷要素(NTR、スカトロ、暴力等)はある?

タグに「寝取り・寝取られ・NTR」と明記されているため、NTR要素は確実に含まれます。また「乱交」タグから、複数プレイも多いと推測できます。暴力やスカトロなどの過激な描写については、あらすじからは明確に読み取れません。

Q. ストーリー重視?実用性重視?

作家によって比重は異なりますが、全体的には実用性重視の傾向が強いです。あらすじからもシチュエーションの説明が中心で、緻密な心理描写や長いストーリー展開を期待するより、多様な「絵」と「シチュ」を楽しむ誌面構成と言えます。

あなたの性癖に、必ず刺さる作品があるか

この雑誌を即座に購入すべきか、それとも様子を見るべきか。判断の基準を明確にしよう。

☑ YES!買い

  • 競泳水着やスクール水着のピッチリ感に興奮する。
  • 小柄なヒロインと巨乳の組み合わせなど、複数の身体的特徴にこだわりがある。
  • NTRや乱交といった背徳的・混沌としたシチュエーションを求める。
  • 多くの作家の画風や作風を一度に味わい、新たな好みの発見をしたい。

☐ NO。様子見

  • 一貫した長編ストーリーや深いキャラクター掘り下げを第一に求める。
  • NTR要素がどうしても受け入れられない。
  • 特定の一作家の作品だけを集中して読みたい。

多様性こそが最大の武器である

総合評価はAランクだ。403ページという膨大なボリュームが、その評価を支えている。25名もの作家が集結しているため、画風やストーリーのクオリティには当然ばらつきがある。しかし、その多様性そのものが本誌の価値である。一つの性癖に特化した単行本では得られない、「寄り道」の楽しさと、新たな好みとの出会いがここにはある。競泳水着の質感描写に唸り、小柄なヒロインの愛らしさに癒され、NTRの背徳感に慄く。一冊でこれだけの感情の振幅を体験できる機会は多くない。自分の欲望の地図を広げたいなら、迷わず手に取るべき一冊だ。

📊 総合評価
Aランク
エロさ★★★★☆
画力★★★★☆
ストーリー★★★☆☆