レビュー・徹底解説

👤誰向け?濃厚な描写と多様なシチュを求める人
⚠️注意点辱め・乱交要素を含む
おすすめAランク
作品名COMIC BAVEL 2015年9月号
形式アダルトコミック誌
ページ数386P
主なタグ巨乳、乱交、姉・妹、辱め、ラブ&H

本レビュー評価

  • 作画: ★★★★☆
  • エロさ: ★★★★★
  • ストーリー: ★★★☆☆

386ページに詰め込まれた、常識破壊の濃厚エロス

2015年夏に発売されたアンソロジーコミック誌だ。表紙は丸和太郎によるケモ耳の金髪美少女。その中身は「常識を破壊する」と銘打たれた通り、多様な作家陣による濃厚な作品群で構成されている。後輩との水中プレイ、再会した従妹との田舎もの、教師と生徒の青春ものから、乱交や辱め、触手ものまで、そのラインナップは実に幅広い。一冊で様々な性癖とシチュエーションを網羅する、いわばエロ漫画の「祭典」のような一冊と言える。正直、このページ数とラインナップの豊富さには参った。読み応えだけで言えば、間違いなくコスパは高い。

多種多様な「肉感」が揃う、実用性の宝庫

この号の最大の魅力は、そのバラエティに富んだ作画とシチュエーションにある。巨乳タグが付く通り、豊満な肉体描写を求める読者を満足させる作品が多数収録されている。

王道から過激派まで、作家の個性が炸裂

丸和太郎の「黄金色バラッド」のような、青春のほのかなエロティシズムを描く作品がある一方で、奇仙の「元々彼女」やあくまの「Family Breaking」のように、乱交や過激なプレイを前面に押し出した作品も存在する。辱めタグから推測すると、支配的な関係性や心理的プレッシャーを描いた作品も含まれていると思われる。このコントラストが、読む者の興奮に緩急をつける。一つの誌面で、癒し系からハードコアまで味わえるのはアンソロジーならではの強みだ。

巨乳」の描き分けに注目せよ

げげら俊和の「田舎従妹」では「ムチムチな体に成長」した従妹が、こうたろうの「EROS IN WONDERLAND」では「豊満BODYの美女」が登場する。同じ「巨乳」タグでも、作家によってその質感や表現方法は異なる。柔らかそうな肉感、張りのあるフォルム、重力に逆らわない自然な垂れ。画風の違いがそのまま「肉」の描き分けに直結している。巨乳好きなら、この一点で比較検討するだけでも楽しめる。この肉感、どうやって描いてるんだ、と唸る描写も随所にある。

シチュエーションの「引き出し」の多さ

水中、田舎、学校、オフィス、山奥。舞台設定だけでも実に多彩だ。さらに「試用期姦」のように大人の玩具を使ったプレイや、「HUNT 〜絶望の森〜」のような触手ものまでカバーする。一つの性癖にこだわらず、様々な「エロスの形」を体験したい読者にとっては、これ以上ないほどの選択肢が用意されている。思わず「このシチュ、いいな」と声が出てしまう作品が必ず数本は見つかるはずだ。自分は「妄想ストレンジLOVER」のシチュにやられた。

購入前に知っておきたいこと

Q. 単行本と単話、どっちがお得?

本作は雑誌(単話の集合体)です。386ページというボリュームは単行本を凌ぎます。多作家・多シチュを一度に楽しみたいなら、この号を購入するのが圧倒的にお得です。特定の作家の単行本を追うか、様々な味を試すかの違いです。

Q. 前作やシリーズを知らなくても楽しめる?

ほとんどの作品は読み切りなので問題ありません。「Re:Incarnation ACT.02」「リィンシールへようこそ! 第3話」など一部続編ものはありますが、単体でも楽しめるように作られていると思われます。雑誌形式なので、気に入った作家の過去作を探すきっかけにもなります。

Q. 地雷要素(NTR、スカトロ、暴力等)はある?

タグに「辱め」「乱交」があります。心理的・状況的な辱めや、複数人でのプレイを描いた作品が含まれると推測されます。過度な暴力やスカトロといった描写はあらすじからは確認できませんが、各作家の作風による部分が大きいため、苦手な要素があれば個別に確認が必要です。

Q. ストーリー重視?実用性重視?

作品によって大きく異なります。丸和太郎作品などはラブ&Hの要素が強く、キャラや関係性を重視したストーリー性があります。一方、実用性を最優先にした直球のエロ描写に特化した作品も多数収録されています。一冊で両方の楽しみ方ができる、と言えるでしょう。

あなたの性癖に刺さる作品は必ずある

この「COMIC BAVEL 2015年9月号」を手に取るべきか、様子を見るべきか。判断の基準は以下の通りだ。

☑ YES!買い

  • 巨乳や豊満ボディの多様な描き分けに興味がある。
  • 一冊で様々なシチュエーションのエロ漫画を楽しみたい。
  • 王道ラブストーリーから過激なプレイまで、幅広いジャンルに抵抗がない。
  • 386ページというボリュームをコスパ良く消化したい。

☐ NO。様子見

  • 辱め」や「乱交」といった要素を一切受け付けない。
  • 特定の作家や画風だけにこだわりがあり、それ以外は読まない。
  • ストーリー性の薄い、実用性特化の作品は好まない。

濃厚エロスのデパートで、好みの一品を見つけろ

総合してAランクと評価する。エロさとボリュームでは文句なしの高水準だが、作品間のクオリティや好みのバラつきは否めない。しかし、これだけ多様な「エロスのサンプル」が一冊に詰まっているのは大きな価値だ。気になる作家を見つける「種探し」としても機能する。読了後は、必ずやお気に入りの作品が1本や2本は見つかるだろう。久しぶりに、漫画誌を買い漁っていた頃のワクワクを思い出させてくれた一冊だった。

📊 総合評価
Aランク
エロさ★★★★★
画力★★★★☆
ストーリー★★★☆☆