COMIC快楽天 2015年9月号のレビュー・感想・徹底解説
レビュー・徹底解説
2015年の夏、快楽天が放った「超口腔級」の一撃
2015年9月。表紙を飾るのは「いぬぶろ」と「ビューカバー」。この時点で、この号が何を重視しているかは明らかだ。あらすじは「アソコ常勃つパイ吸い欲情号」と、挑発的な言葉で始まる。381ページというボリュームは、単なる雑誌という枠を超えた「エロの祭典」であることを示している。外部評価(FANZA)では4.40点と高評価を得ており、当時の読者を熱狂させたことが伺える。これは、巨乳とフェラ、パイズリという王道要素を、貪欲に追求した一冊だ。
浴衣姿のおもらしと、束縛されたカノジョ
あらすじから推測できる最初の見どころは、Hamaoによる「浴衣オトメのおもらし花ビラ三連発」だろう。浴衣という清楚な装いと、おもらしという羞恥的な行為のコントラストが、視覚的にも心理的にも強い刺激を生む。一方で、雛原えみは「超束縛カノジョ」を描く。これはタグには明記されていないが、あらすじからは「束縛」というプレイが期待できる。巨乳という身体的特徴に、動きを制限される状況が加わる。その緊張感が、肉体的な描写にさらに深みを与えると思われる。
櫻井エネルギーが叫ぶ、地下帝国の狂宴
「櫻井大エネルギー」が「バースト確定」で登場する。あらすじは「櫻井エネルギーが連行される地下帝国もマジ叫喚!!」と続く。ここからは、非日常的で強制的なシチュエーションが展開されると推測できる。閉鎖空間と「叫喚」という言葉が示すのは、抑えきれないほどの快楽と、ある種の狂気だ。タグにある「フェラ」「パイズリ」は、こうした過剰な状況下でこそ、その真価を発揮する。受け身の体位から能動的な奉仕へ、あるいはその逆へ。状況に翻弄される巨乳の描写に、目が離せなくなる。
もずからカレシの弟を転がす、初カラーの衝撃
クライマックスを示唆するのが、「初カラーで枯らしにくるもずからカレシの弟を転がしにかかる東鉄神」の存在だ。複雑な人間関係と、積極的かつ狡猾な女性像が浮かび上がる。「転がしにかかる」という能動的な表現が全てを物語っている。これは単なる誘惑ではない。計画的で、肉体的な魅力を最大の武器にした「狩り」だ。タグの「巨乳」「パイズリ」は、ここで確実に「武器」として機能する。自分はこの「転がし」の描写に、思わず「わかってる」と呟いてしまった。作者は、巨乳という属性を単なる萌え要素ではなく、攻撃的なエロティシズムの源泉として描き切っている。
購入前に知っておきたいこと
Q. 単行本と単話、どっちがお得?
この号は雑誌(単話)です。381Pと大容量で、複数作家の作品が詰まっているため、コスパとバラエティーでは雑誌版が圧倒的です。気になる作家の単行本を後から追うのが賢い楽しみ方でしょう。
Q. 前作やシリーズを知らなくても楽しめる?
問題ありません。COMIC快楽天は毎号ほぼオムニバス形式です。掲載作品は基本的に読み切りなので、今号だけをピックアップして完全に楽しむことができます。
Q. 地雷要素(NTR、スカトロ、暴力等)はある?
タグとあらすじから判断する限り、NTRや過度な暴力といった強烈な地雷はなさそうです。ただし「束縛」や強制的なシチュエーションは存在するため、それらが苦手な場合は注意が必要かもしれません。
Q. ストーリー重視?実用性重視?
圧倒的に実用性重視です。あらすじが「性性交交勝負」と繰り返すように、濃厚なセックス描写そのものが主役。ストーリーはそのための効果的なシチュエーション作りに徹しています。
巨乳と口腔プレイの、貪欲なまでに濃厚なカタログ
本レビュー評価はAランクだ。その理由は一点、「欲張りなまでにテーマを貫いている」からである。巨乳、フェラ、パイズリ。この三点に集中し、381ページという広大なキャンバスでそのバリエーションを追求した。清楚な浴衣娘から狡猾な姉御肌まで、様々なヒロインが同じ「武器」を違った形で振るう。正直、この貪欲さには参った。一本の単行本では得られない、雑誌ならではの「エロの断面図」として、非常に価値がある一冊だ。電車では絶対に読むな。これは忠告だ。
