COMIC失楽天 2019年06月号のレビュー・感想・徹底解説
レビュー・徹底解説
| 作品名 | COMIC失楽天 2019年06月号 |
|---|---|
| 形式 | マンガ誌(アンソロジー) |
| 主なタグ | ギャル, 騎乗位, 巨乳 |
| ページ数 | 265P |
| 発売日 | 2019年5月 |
本レビュー評価
エロさ: ★★★★☆
画力: ★★★★☆
ストーリー: ★★★☆☆
即ハメ希望のド淫乱ギャルが誌面を埋め尽くす
表紙を飾るのはメメ50。あらすじにある「即ハメ希望のド淫乱ギャル」というキャッチコピーが全てを物語っている。この号は、迷うことなく本能に直球で訴えかけてくる。いちゃラブから背徳まで、とにかく「ナマ好き」な作品が14本も収録された、まさにサプライズ号だ。265ページというボリュームは、単行本一冊分を軽く超える。最初は半信半疑だった。これだけのページ数で、一本一本のクオリティは保てているのか? しかし、読み進めるうちにその不安は吹き飛んだ。各作家が持ち味を存分に発揮し、誌面全体が熱気に包まれている。外部評価(FANZA)では3.75点(4件)と、一定の支持を得ている数字も頷ける内容だ。
「肉」と「勢い」で勝負する失楽天の真骨頂
この号の最大の魅力は、多様な作家陣が「エロ」という一点でぶつかっている点にある。共通項は「勢い」だ。遠回しな描写は少なく、欲望が剥き出しのシチュエーションが目白押し。
メメ50のギャルは「ひらいちゃった♪」が全て
表紙と連動コミックを担当するメメ50のギャルは、まさにこの号の顔。あらすじの「ねーねー見て見て…ひらいちゃった♪」という台詞が象徴的で、自ら欲望を開示する能動性が強い。巨乳とギャルというタグが示す通り、健康的で弾力のある肉体描写が期待できる。騎乗位のタグからは、積極的に腰を振る、主導権を握ったヒロイン像が浮かび上がる。自分はこの「こっちから来いよ」というオーラにやられた。受け身ではなく、攻める女の描写はやはり刺激的だ。
「憧れの先輩」と「幼馴染JK」の濃厚な慣れ初め
六角八十助による「シノブちゃんのすくすく日記」は、あらすじから「憧れの先輩のためにエッチ慣れしたい」と何度もSEXをせがんでくる幼馴染JKが登場する。ここでも「せがむ」という能動的な姿勢がキーワードだ。経験の浅さと強い想いが交錯する、少しピュアでありながらも貪欲な関係性が描かれていると思われる。画風にもよるが、恥じらいと大胆さのコントラストが、官能シーンの引き締まりに繋がる可能性が高い。
「ケンカするほどナカが良い」という確信犯的シチュ
ブッチャーUの「Drunk Docking!」は、「ケンカするほどナカが良い?幼馴染お姉さんとのSEXバトル」とある。これはもう、確信犯的なシチュエーション創造だ。口論やいざこざという緊張感が、逆に肉体関係の熱量を押し上げる古典的でありながら効果絶大な構図。幼馴染お姉さんという設定から、互いを知り尽くした者同士の、歯に衣着せぬやり取りと、それをぶつけ合うような激しい絡みが想像される。思わず「こういうのでいいんだよ」と唸ってしまう。
購入前に知っておきたいこと
Q. 単行本と単話、どっちがお得?
この「失楽天」は雑誌(単話アンソロジー)です。265Pで単行本並みのボリュームがあり、14作家の作品が一度に楽しめるコスパの良さが魅力。気になる作家の単行本を探すきっかけとしても優秀です。
Q. 前作やシリーズを知らなくても楽しめる?
問題ありません。掲載されているのは全て読み切り作品です。雑誌号ごとの特集色はありますが、各話は独立しているので、今号から読み始めても全く支障はないでしょう。
Q. 地雷要素(NTR、スカトロ、暴力等)はある?
与えられたタグやあらすじから判断する限り、過度な地雷要素はなさそうです。内容は「いちゃラブから背徳まで」と幅広いですが、主に男女間の濃厚なセックスが中心と思われます。
Q. ストーリー重視?実用性重視?
圧倒的に実用性重視です。各作品とも、エロシーンへの導入は比較的早く、勢いのある描写が誌面の大半を占めています。ストーリー性を深く求めるより、直球のエロ漫画として楽しむべき一冊です。
あなたの性癖で購入を決めろ
☑ YES!買い
- 「ギャル×巨乳」という組み合わせに心が揺さぶられる。
- ヒロインが積極的で、騎乗位のような主導権を握るシーンが好きだ。
- アンソロジー誌で、様々な画風・シチュのエロを一度に味わいたい。
- 小細工なしの直球勝負、勢いのある描写を求めている。
☐ NO。様子見
- じっくりとした心理描写や複雑な人間関係を期待する。
- 特定の作家・画風に強いこだわりがあり、それ以外は読まない。
- 「背徳」要素がどの程度含まれるか、極端に気になる。
欲求に忠実な、エロ漫画の「定食屋」
本作は、尖りすぎず、しかし確実に「エロい」という領域を攻め続ける、安定のAランク作品だ。265ページという大ボリュームは、一種の「食べ放題」感覚を味わわせてくれる。好みの作品に当たれば大満足だし、そうでなくても次の作品にすぐ移れる。この雑誌形式の強みを最大限に活かしている。メメ50の表紙ギャルに代表される、能動的で肉感的なヒロインたちは、読者の欲望を間違いなく刺激する。正直、画力のレベルも全体的に高く、ページをめくる手が早くなってしまう。欲しいものが明確な時、迷わず選べる一冊。これがCOMIC失楽天の、揺るぎない実力だ。
