COMIC失楽天 2018年02月号のレビュー・感想・徹底解説
レビュー・徹底解説
多様な「肉」が詰まったアンソロジー誌
COMIC失楽天 2018年02月号は、様々な作家による読み切り作品が集結したアンソロジー誌だ。リブユウキの表紙から始まり、さんじゅうろう、六角八十助、utu、コテングなど、個性豊かな作家陣が一堂に会している。あらすじからは、オナニー、中出し、和服・浴衣といったタグが連想される多様なシチュエーションが展開されることが予想される。301ページというボリュームは、一冊で複数の「美味しいところ」を味わえるコスパの良さが魅力だ。外部評価(FANZA)では5.00点(2件)と、評価した読者からの満足度は高い。一言で言えば、好みの「肉」を探す宝探しのような一冊である。
購入前に気になる5つの疑問
Q1. 301ページって、実際の読み応えは?
かなりある。単行本1冊分を超えるページ数だ。複数作家の作品が収録されているため、好みに合わない話があっても次へすぐ移れる。密度の濃い作品が多い印象で、ページ数以上の充実感があった。正直、このボリュームでこの価格はコスパが良いと思った。
Q2. 「オナニー」「中出し」タグの割合は?
あらすじから推測すると、六角八十助の「超絶自己マンプレイ」はオナニー描写がメインと思われる。また、さんじゅうろうの「体温爆上げオスメス淫姦療法」や他の作品から、中出し描写も複数含まれると期待できる。タグ通りの実用性は十二分にある一冊だ。
Q3. 和服・浴衣ものはどのくらい楽しめる?
タグにあるため、少なくとも1作品は和装シチュエーションが含まれると推測される。具体的な作家名や作品名は不明だが、あらすじの「炸裂ビキ忍術」や「境界線を越える」といったフレーズから、忍者や時代物風の和装プレイも可能性としてある。和服の絡みつく質感や脱ぎ際の描写に期待が持てる。
Q4. 作家ごとの作風のバラつきは大きい?
大きい。リブユウキのコミカルでポップな表紙絵から、utuの「だけどナニかが出ちゃう」という生々しさを感じさせる作風まで、幅広い。これは長所でも短所でもある。自分の好みに合う作家が1人でもいれば元は取れるが、全ての作風を好むのは難しいかもしれない。
Q5. ストーリー性はある?それとも実用メイン?
アンソロジー誌なので作品によりけりだ。しかし、あらすじの「療法」「指導」「断って境界線を越える」といった言葉から、一定のシチュエーション設定(前戯)を経て本番に至る作品が多いと推測される。純粋な実用メインというよりは、シチュエーションのエッセンスを濃縮した短編が集まっている印象だ。
「失楽天」というブランドと作家陣の実力
この号の真価は、豪華な作家陣がそれぞれの「一番美味しいところ」を出している点にある。さんじゅうろうは「初単行本発売直前」とあることから、勢いのある筆致が期待できる。六角八十助の「超絶自己マンプレイ」という言葉からは、独自のこだわりを持ったオナニー描写が予想され、これはある種の職人芸と言える。utuの「だけどナニかが出ちゃう」という生々しい表現や、コテングの「推薦を断って境界線を越える」という背徳感のあるシチュエーションは、それぞれの作家の持ち味を最大限に発揮したキーワードだ。
301ページという空間で、これだけ多様な「エロスの切り口」が提供される。ある作品では緻密な肢体の描写に酔い、別の作品では大胆なシチュエーションに興奮する。読者はまるで美食のフルコースを味わうように、様々な刺激を体験できる。自分は、utuの作品から感じられる「計算された生々しさ」に一番やられた。あの「出ちゃう」感覚の描写は、どうやって描き分けているんだろう、と唸ってしまった。
多様性こそが最大の武器
では、COMIC失楽天 2018年02月号は買いなのか?答えはイエスだ。ただし、条件付きである。一つの長編ストーリーに深く没入したい人には向かない。しかし、様々な作家のエッセンスを一度に味わい、新たな好みや性癖を発見したい人には強く推せる。301ページの中に必ずや「刺さる何か」が見つかる確率は極めて高い。外部評価が5.00点なのも頷ける。久しぶりに「買ってよかった」と思えたアンソロジー誌だった。自分の好みの作家をチェックするための探索費用としても、十分な価値がある。
