レビュー・徹底解説

👤誰向け?多様な画風・シチュを一度に楽しみたい人
⚠️注意点特になし
おすすめBランク

多様な「肉感」が詰まったアンソロジー

「COMIC失楽天 2017年3月号」は、成人向け漫画雑誌の一冊だ。340ページというボリュームの中に、複数の作家による読み切り作品が収録されている。あらすじからは、かろちー先生の初単行本発売記念を祝う特別号であることが伝わってくる。夢乃狸やイノウエマキト、メメ50といった作家たちが、それぞれの持ち味を発揮した作品を寄せている。雑誌という形式ゆえ、一つの世界観に縛られず、様々な「エロス」を体験できるのが最大の魅力と言える。深夜に読み始めて、気づいたら空が白んでいた、そんな経験ができる一冊だ。

正妻と愛人のチキチキな駆け引き

あらすじに登場する「夢乃狸」作品は、正妻と愛人の対決が描かれるようだ。「チキチキマンちん猛レース」という表現からは、緊迫した駆け引きと、男を巡る女同士の熱い戦いが想像できる。タグに「ビッチ」とあることから、どちらか、あるいは双方の女性が積極的で大胆な性格として描かれている可能性が高い。和服・浴衣のタグも付いているため、この緊迫した状況下で、着物の裾が乱れる様や、帯が解かれる瞬間など、日本の伝統的な装いと情熱的な駆け引きのコントラストが見どころとなるだろう。こういう古典的でありながら熱いシチュエーションは、やはり良い。

童貞を弄ぶ、貪欲な「吸い付き」

タグには「童貞」と「フェラ」が並んでいる。これは多くの読者の期待を刺激する組み合わせだ。イノウエマキトの「激安シコ物件」や、メメ50の「飛びオッキる目覚めの一発」といったあらすじの表現からは、実用性を重視した、過激で直接的な描写が期待できる。特に「メスはクチュほどにモノを吸う」というフレーズは、フェラチオ描写の貪欲さ、官能性を強く印象付ける。経験の浅い童貞キャラと、それを貪るように楽しむ女性との組み合わせは、ある種の「教育」シチュとしても機能し、読者の没入感を高める要素となる。正直、この描写力には参った。

巨乳愛好家のための「チチ揉みアワー」

あらすじの最後を飾るのは、「シオマネキ」「桃月すず」らによる「シコれるチチ揉みアワー」だ。ここでは、豊満なバストそのものが主役と言える。複数の作家が参加しているため、同じ「巨乳」というテーマでも、描き方の違い、揉み方の違い、反応の違いを比較して楽しむことができる。巨乳フェチにとっては、まさにパラダイスと呼ぶにふさわしいコーナーだろう。様々な画風で描かれる柔らかく弾力のある質感、重量感、そしてそれらが弄ばれる時の変形や揺れは、作画の見せ所でもある。この肉感、どうやって描いてるんだ、とページをめくりながら何度も思った。

購入前に知っておきたいこと

Q. 単行本と単話、どっちがお得?

本作は雑誌(単話の集合体)です。340ページで複数作家の作品が読めるため、コスパとバラエティー豊かさでは雑誌が有利。特定の作家の作品だけを集中して読みたいなら、後に発売される単行本を待つのも手です。

Q. 前作やシリーズを知らなくても楽しめる?

各作品は基本的に読み切りです。雑誌形式なので、連載作品があったとしても、その号だけで完結する形になっていることがほとんどです。安心してどこからでも読めます。

Q. 地雷要素(NTR、スカトロ、暴力等)はある?

与えられたタグやあらすじからは、過度な地雷要素は見当たりません。主なテーマは男女の情交やフェチ要素です。ただし雑誌内の個別作品によって内容は異なるため、全てを網羅はできません。

Q. ストーリー重視?実用性重視?

作家によりけりですが、あらすじの「シコれる」「飛びオッキる」といった表現から、全体的には実用性を強く意識した作品が多いと推測されます。ストーリーよりシチュエーションと描写そのものを楽しむ誌面構成です。

エロ漫画の「食べ放題」のような一冊

総合的にBランクと評価する。その理由は、一点の超大作というより、多種多様な「美味しいところ」を詰め合わせたバッファのような楽しみ方にある。画風もシチュエーションも作家ごとに異なり、全てが好みに合うとは限らないが、その中から自分のツボを見つける探検感が楽しい。外部評価(FANZA)では5.00点(1件)と、評価件数は少ないものの高評価を得ている。340ページという大ボリュームは、読み応えという点で大きなアドバンテージだ。特定の作家を追うよりも、広く浅くエロ漫画を楽しみたい人、あるいは新しい作家の発掘をしたい人にこそ手に取って欲しい。実用性だけで言えば、数本は確実に保存版クラスが眠っている。

📊 総合評価
Bランク
エロさ★★★★☆
画力★★★★☆
ストーリー★★★☆☆