レビュー・徹底解説

👤誰向け?巨乳・中出し好き
⚠️注意点特になし
おすすめAランク

「失楽天」の濃厚な一冊、2016年6月号を解剖する

COMIC失楽天の2016年6月号を手に取った。表紙からして「濃厚クチとろけカバー」と銘打たれている。これはもう、逃げ場がない。最初から最後まで、甘くて重いエロスに浸る覚悟を求められる。325ページというボリュームは、雑誌としては十分な読み応えだ。電車では絶対に読むな。これは忠告だ。外部評価(FANZA)では5.00点(2件)と、評価しているユーザーからの満足度は極めて高い。果たしてその中身はどうか。一気に読み込んだ。

読み込むと浮かび上がる、各作家の「性癖優秀」な手腕

あらすじが示す通り、これは複数作家によるアンソロジーだ。最初は雑多な印象を受ける。しかし、じっくり読むと「性癖優秀な一軍女子たち」というキャッチコピーの意味がわかる。各作家が、自分の得意分野を存分に発揮している。バラエティに富んだ作品群が、一冊に凝縮されているのだ。

イノウエマキトの「濃厚」と「こってり」の正体

表紙を飾るイノウエマキトの作品は、文字通り「濃厚」だ。描写の密度が尋常ではない。肌の質感、汗の輝き、体液の粘り気。全てが「とろける」という言葉で表現される官能性を、視覚的に昇華している。特に「お股」の描写は「こってりジューシー」という表現がぴったりで、肉感的でありながら淫らな色気を放つ。正直、この画力だけで買う価値があると思った。

六角八十助から旅烏まで、バラエティ豊かな「お勉強」

他の作家陣も個性が強い。六角八十助は「チェリーボーイズ卒業コンサート」とあるから、おそらく処女喪失ものだろう。momiやメメ50と名のつく作家は、あらすじから推測するに、少し特殊なプレイを得意とするのかもしれない。旅烏は「のっけから危険パイを放り込む」とある。轟真は「風紀を守って性器を玩具にされる」。様々なシチュエーションで、ヒロインたちが弄ばれ、悦び、崩されていく。この多様性が、一冊で多くの性癖に触れられる楽しさだ。

雑誌ならではの長所と、覚悟すべき一点

気になった点を挙げるとすれば、これはアンソロジーであることだ。好みの作家の作品が30ページで終われば、物足りなさを感じる読者もいるだろう。逆に、苦手な画風の作品が挟まれていれば、そこでテンポが崩れる。しかし、考え方を変えれば、これが雑誌の最大の魅力でもある。知らない作家と出会い、新しい性癖の扉を開けられる可能性だ。この号で「保イク士・momi」や「おもら士・メメ50」の名前に初めて触れた人も多いはず。自分の中の沼を深めるきっかけになり得る一冊なのだ。

購入前に知っておきたいこと

Q. 単行本と単話、どっちがお得?

この「雑誌」を単体で購入する意味は、バラエティと即時性にある。好きな作家の単行本を待つよりも、いち早く複数の新作が読める。325ページで複数作家の作品を楽しめるコスパは悪くない。特定の作家だけを追うなら単行本、様々な作品を試したいなら雑誌がお得だ。

Q. 前作やシリーズを知らなくても楽しめる?

ほぼ問題ない。雑誌掲載作品の多くは読み切り形式だ。あらすじにある「チェリーボーイズ」など、シリーズものの可能性もあるが、単体でも十分に楽しめる内容に仕上がっている。作家ごとの世界観の違いを味わうつもりで読むと良い。

Q. 地雷要素(NTR、スカトロ、暴力等)はある?

タグから判断する限り、明示的な地雷要素はない。メインは「巨乳」「美少女」「中出し」だ。ただし、作家によっては「羞恥」や「少し変わったプレイ」が含まれる可能性はある。あらすじの「おもらし」や「玩具にされる」といった表現から、やや嗜好的な描写もあると思われる。

Q. ストーリー重視?実用性重視?

圧倒的に実用性重視だ。各作品は短いページ数で状況を説明し、すぐに本番に入る。シチュエーション自体は「風紀委員」や「保イク士」など多様だが、それはあくまでエロスへの導入だ。描写の密度と「中出し」への直球なこだわりが全てを物語っている。

巨乳と中出しに飢えたら、この号を開け

結論から言おう。巨乳描写と中出しシーンを、貪欲に、濃厚に求める読者にとって、これは良質な食糧だ。イノウエマキトを筆頭に、各作家が「抜かせる」ための技術を惜しみなく注いでいる。雑誌という形式ゆえの作品のばらつきはあるが、それも含めて「失楽天」というブランドの醍醐味と言える。一つの性癖に深くハマるというよりは、様々な「肉」の味を楽しむビュッフェのような一冊。思わず「花まるビッショリたいへんよくヌキました」というキャッチコピーに納得してしまった。

📊 総合評価
Aランク
エロさ★★★★★
画力★★★★☆
ストーリー★★★☆☆