COMIC快楽天ビースト 2017年12月号のレビュー・感想・徹底解説
レビュー・徹底解説
299ページに詰まった、多様な「肉」の饗宴
2017年冬に発売された「COMIC快楽天ビースト」12月号。表紙を飾るのは赤城あさひ。その美乳ージョンカバーが目を引く。あらすじは挑発的だ。「チンチンシコの影響により終日ピストン輸送のみ」。これはもう、実用性一本で突き進む宣言である。タグは「巨乳」「美少女」。約300ページの雑誌という形式は、複数作家の多様な「肉」を一度に味わえる利点がある。外部評価(FANZA)では5.00点と高評価だ。果たしてその中身は、約束を果たしているのか。
赤城あさひの「美乳ージョンカバー×ペニステッキぶん回し」
表紙を担当する赤城あさひの読切が最初の山場だ。あらすじに「美乳ージョンカバー×ペニステッキぶん回し」とある。これは具体的な描写を指していると思われる。巨乳を強調する「ジョンカバー」と、活発な性行為を示す「ぶん回し」の組み合わせ。ここから推測するに、動きのある激しい絡みが期待できる。巨乳タグを持つヒロインが、その武器を存分に活用する。おそらく、肉感的でありながら躍動感のある作画が展開される。正直、このフレーズだけで購入意欲がそそられた。作者は読者が何を求めているかを熟知している。
火鳥が掘り当てる「値18禁の痴●資源」
もう一つの注目は、初単行本を控える火鳥の作品だ。あらすじでは「値18禁の痴●資源☆」と表現されている。この「痴●資源」という言葉は、日常の中に潜む、濃厚なエロスを指していると思われる。巨乳や美少女という要素に加え、どこか背徳感や秘密めいたシチュエーションが絡む可能性が高い。単に可愛いだけではない、掘り下げられた「痴」の描写に期待がかかる。タグからは直接読み取れないが、作品の深みを感じさせるキーワードだ。こういう隠された趣向を探るのも雑誌の楽しみである。
オクモト悠太から牡丹もちとまで、多様な「変身」劇
クライマックスというより、この号の真骨頂はそのバラエティにある。「酒と泪で男と女になるオクモト悠太」「サーキットで狼になる牡丹もちと」。あらすじに登場するこれらのフレーズは、非日常的な「変身」をテーマにした作品群を示している。日常の感情(酒と泪)や特殊な環境(サーキット)が、キャラクターの内面や関係性を激変させる。巨乳・美少女という外見的要素に、こうした心理的・状況的なドラマが加わる。読者は単なる肉体描写だけでなく、その「変身」の過程に引き込まれる。自分は牡丹もちと先生の、野性味あふれる描写に特に期待してしまった。
購入前に知っておきたいこと
Q. 単行本と単話、どっちがお得?
この号は雑誌(単話集合体)です。299ページで複数作家の作品が読めるため、コスパとバラエティでは雑誌が圧倒的にお得です。気になる作家の単行本は、こちらで試してから追うのが賢い選択でしょう。
Q. 前作やシリーズを知らなくても楽しめる?
問題ありません。快楽天ビーストは毎号独立した雑誌であり、掲載作品のほとんどは読切です。シリーズ物であっても、その1話で完結する楽しみ方ができるように作られているため、初めてでも十分に楽しめます。
Q. 地雷要素(NTR、スカトロ、暴力等)はある?
与えられたタグやあらすじからは、過度な地雷要素は読み取れません。主要タグは「巨乳」「美少女」であり、比較的スタンダードな嗜好向けと思われます。ただし雑誌内の個別作品によって趣向は異なる可能性はあります。
Q. ストーリー重視?実用性重視?
あらすじの「終日ピストン輸送」という表現が示す通り、実用性を強く意識した号です。ただし作家によっては「酒と泪で男と女になる」ようなドラマも含まれており、実用性を基盤にしつつ、シチュエーションの魅力で差別化を図っているバランス型と言えます。
多種多様な「肉感」を収集するコレクターズアイテム
総合してAランクと評価する。その理由は、一本の長編を読むのとは異なる「雑誌の楽しみ」を存分に提供している点だ。赤城あさひの直球勝負から、火鳥の掘り下げた趣向、オクモト悠太や牡丹もちとの変身劇まで。約300ページは、まさに多様な「肉感」の見本市である。画力や作風の違いを一度に比較できるのは雑誌ならではの特権だ。外部評価が5点なのも頷ける。久しぶりに「買ってよかった」と思えた雑誌の一つ。巨乳と美少女という普遍的なテーマを、いかに多角的に料理するか。その手腕を見るだけでも価値がある。迷っているなら、この濃厚な一冊に飛び込むべきだ。
