レビュー・徹底解説

👤誰向け?巨乳・中出し好きの実用派
⚠️注意点特になし
おすすめAランク

2017年春、快楽天ビーストが放った濃密な一冊

2017年3月に発売された「COMIC快楽天ビースト 2017年4月号」。343ページというボリュームは、単行本一冊分に匹敵する読み応えだ。表紙を飾るのはオクモト悠太の最新刊『恋染まーきんぐ』発売記念カバー。そして、誌面には赤城あさひと、智弘カイ、雛咲葉、藤ますといった実力派作家たちが集結している。あらすじからは、生徒会長の秘密、ワンナイト、バス、原稿を巡る淫行、そしてバレンタインと、多様なシチュエーションが詰め込まれていることが伝わってくる。これは、一つの性癖に縛られず、様々な「肉感」を味わいたい読者にこそ手に取ってほしいアンソロジーだ。

赤城あさひとが描く、生徒会長の「ズボズボすぎる」日常

あらすじに「赤城あさひとが糾弾する生徒会長のズボズボすぎるマラ事情」とある。ここから推測できるのは、表向きは優等生であるヒロインの、誰にも知られていない激しい性欲だ。おそらく、普段は凛とした態度で周囲を引っ張る生徒会長が、一人きりになるとその仮面を剥ぎ捨て、抑えきれない欲望に身を任せる様子が描かれる。タグにある「巨乳」と「中出し」は、このシーンにおいて特に強く発揮されると思われる。公と私のギャップ、そしてその崩壊の瞬間。この作品の核となる、濃厚な官能描写が期待できる。

智弘カイの「ワンナイトFUCK」と雛咲葉の「バス」情景

タグ「美少女」と「中出し」が色濃く反映されるであろう二つの読切。智弘カイによる「ワンナイトFUCK」は、一夜限りの関係における、刹那的かつ貪欲な肉体の絡み合いが主題だろう。一方、雛咲葉の「バスおまん」とあるからには、密室かつ揺れる移動空間という特殊な状況下での交わりが想像される。あらすじの「スコスコ」という表現からは、抵抗感の少ない、むしろ積極的な受け入れ態勢が連想され、読者の欲望を直截的にくすぐる。どちらも、割り切った関係の中にある生々しい体温と、避妊のリスクを承知の上での「中出し」という決断の緊張感が、エロスを増幅させる。

藤ますの「技術の進歩をチ○ポで感じる」究極のマスタベーション

あらすじ後半の「絶対にシコたれないチ○コ」というフレーズが全てを物語る。これは、バレンタインデーという「過コクな状況下」を想定した、ある種の究極の実用性を追求した作品と思われる。おそらく、高度なテクノロジーや特殊な状況が生み出す、通常ではあり得ない持続的な快楽が描かれる。読者は、現実では味わえない「飽和状態」のエクスタシーを、疑似体験することになる。描写の細かさと、快楽の累積的な表現が、この作品の成否を分ける。ここまで来ると、もはや芸術の域だ。自分はこのコンセプトに、思わず「やり切ったな」と唸った。

購入前に知っておきたいこと

Q. 単行本と単話、どっちがお得?

本誌は343Pのアンソロジーです。掲載作家の単行本を数冊買うよりもコストパフォーマンスは高いです。ただし、気に入った作家の単行本で他の作品も読みたいなら、単行本購入がおすすめ。まずは本誌で作家の腕を試すのが良いでしょう。

Q. 前作やシリーズを知らなくても楽しめる?

問題ありません。各作品は独立した読切です。表紙のオクモト悠太先生の作品も発売記念の特別読切と思われるため、単行本未読でも十分楽しめる内容でしょう。どの話から読んでもOKです。

Q. 地雷要素(NTR、スカトロ、暴力等)はある?

与えられたタグやあらすじからは、過度な地雷要素は見当たりません。内容は「美少女」「巨乳」を中心とした比較的スタンダードなものと推測されます。ただし、作家ごとの作風の違いはあるため、アンソロジーならではの「好みの話を探す」楽しみ方もありです。

Q. ストーリー重視?実用性重視?

実用性が強く前面に出た作品が多いです。特に「絶対にシコたれない」というコンセプトはそれを如実に表しています。ストーリーはシチュエーションを盛り上げるためのもの。本能に直接働きかける描写を求める読者に最適です。正直、画力とエロ描写のクオリティだけで買う価値がある。

多様な肉感が詰まった、実用性の宝庫

この号は、一つの作家の世界観に浸るというより、様々な作家が提供する「肉食」の饗宴だ。生徒会長の堕落、一夜の過ち、揺れるバスの中、そして想像を超えるマスタベーション。343ページという広大なフィールドに、多種多様なエロスが散りばめられている。外部評価(FANZA)では5.00点(1件)と、評価した読者は絶賛している。全ての話が自分の好みに合うとは限らないが、その中から「刺さる一編」を見つけ出せた時の喜びは大きい。巨乳と中出しという王道を、豪華な布陣でがっつり堪能したいなら、迷わず手に取るべき一冊だ。

📊 総合評価
Aランク
エロさ★★★★☆
画力★★★★☆
ストーリー★★★☆☆