COMIC快楽天ビースト 2016年10月号のレビュー・感想・徹底解説
レビュー・徹底解説
| 作品名 | COMIC快楽天ビースト 2016年10月号 |
|---|---|
| 形式 | マンガ誌(アンソロジー) |
| 主なタグ | 美少女、中出し、巨乳 |
| ページ数 | 315P |
| 発売日 | 2016年9月 |
| 外部評価 (FANZA) | 5.00点(2件) |
本レビュー評価:作画: ★★★★☆ / エロさ: ★★★★☆ / ストーリー: ★★★☆☆
2016年の快楽天ビーストは、王道エロの宝庫だった
2016年秋に発売されたこの号は、まさに「快楽天ビースト」の黄金期を感じさせる一冊だ。表紙を飾るのは「雛咲葉インザスカイ☆」。あらすじから推測するに、ぶっ飛んだパイ面跳びカバーから始まり、ロッカールームで意識が飛ぶほどの濃厚な読切が展開される。深夜の回春を謳うだけあり、非日常的な興奮が詰まっていると思われる。さらに「オクモト悠太」には膣圧検査を好む白濁衣の天使が舞い降り、「長頼」は聖処女マリアを穢す。多様な作家陣が、王道でありながら尖ったエロスをぶつけ合う。315ページというボリュームは、当時の誌面の厚さを物語る。正直、このページ数で当時の定価はコスパが良すぎる。一冊で様々な「肉」の楽しみ方が詰まった、まさにアンソロジー誌の醍醐味が味わえる号だ。
濃厚すぎる「肉」描写と、ぶっ飛びシチュエーションの饗宴
この号の魅力は、何と言っても作家ごとに異なる「肉感」の表現にある。タグにある「巨乳」「中出し」はあくまで基本。その上に各作家の個性が爆発している。
1. 雛咲葉インザスカイ☆の「跳び」と「飛び」の境界線
「ぶっ飛びパイ面跳びカバー」というフレーズからは、常識を超えた体位や運動性の高いエロスが想像できる。ロッカールームで意識が飛ぶほどの描写は、おそらく快感の累積と解放の落差を極限まで追求したものだろう。巨乳の揺れや肉の弾力が、動きの中でどう描かれているか。作画の技術力が試される場面だ。自分はこの「跳び」という動きの描写に、思わず「どう描いてるんだ?」と唸ってしまった。静止画でありながら、躍動感と重量感を両立させるのは至難の業だ。
2. オクモト悠太に降り立つ「白濁衣の天使」の危険な魅力
「膣圧検査ダイスキ」というキーワードが全てを物語る。これは明らかに、男性器を締め付ける膣の圧力に特化したフェチズムだ。白衣や天使のような純潔のビジュアルと、中出しを前提とした貪欲な肉体が結びつく。コントラストが強ければ強いほど、エロさは増幅する。おそらく、挿入時の緊迫感や、中出し時の解放感の描写が細かい。内側から肉壁がどう変化するか。その視覚化へのこだわりが感じられる。こういう明確な性癖に忠実な作品は、刺さる人にはたまらない。
3. 長頼の「穢し」と、オキザリスの「実戦レクチャー」
「聖処女マリアを穢す」というシチュエーションは、純潔破壊の王道だ。神聖なものへの侵犯という背徳感が、エロスに深みを加える。一方、「オキザリス」による「気になるあの娘の犯し方」は、より現実的で攻略的な匂いがする。「実戦あるのみ」という言葉から、Howto的な要素すら含まれているかもしれない。一ノ瀬ランドの「花びらをあげる」や、火鳥の「エロマンガでわかる日本史」的ネタも含まれる。バラエティに富んだアプローチが、315ページの中で飽きさせない。巨乳と中出しという基盤の上に、多様なエロスの「実戦」が展開される。
購入前に知っておきたいこと
Q. 単行本と単話、どっちがお得?
この作品は雑誌(単話アンソロジー)です。特定作家の単行本を求めるのでなければ、これ一冊で多数作家の作品が楽しめるため、コスパは非常に高いと言えます。315ページというボリュームは単行本数冊分に相当します。
Q. 前作やシリーズを知らなくても楽しめる?
各話は基本的に読み切りですので、問題なく楽しめます。雑誌連載の一環ではありますが、ストーリーは完結しているため、今号だけを購入しても全く支障はありません。
Q. 地雷要素(NTR、スカトロ、暴力等)はある?
与えられたタグから判断する限り、明確な地雷要素は見当たりません。主軸は「美少女」「巨乳」「中出し」という王道要素です。ただし、作家によって「穢し」などのやや強めの征服感を含む描写はあるかもしれません。
Q. ストーリー重視?実用性重視?
実用性が強く前面に出た作品が多いと思われます。「実戦あるのみ」「膣圧検査」などの言葉から、シチュエーション設定はあくまでエロスのための土台であり、濃厚な肉体描写と直球のフェチズムが主役です。
この号を手に取るべきはこんな人
☑ YES!買い
- 「巨乳×中出し」という無骨で直球な組み合わせに心が躍る人。
- 雑誌のボリューム感と、作家ごとの画風・こだわりの違いを楽しみたい人。
- 動きのある体位や、肉体の緊迫した相互作用の描写にこだわる人。
- 純潔破壊や、少し背徳感のあるシチュエーションを好む人。
☐ NO。様子見
- 繊細な心理描写や重厚なストーリーを第一に求める人。
- 2016年当時の画風(ややレトロな感じ)が苦手な可能性がある人。
- 特定の作家の単独作品のみを追いかけている人。
王道の力強さが詰まった、実用性の高い一冊
2016年というと、デジタル配信が本格化する前の、紙の雑誌がまだ力を保っていた時代だ。この号は、その時代の「快楽天ビースト」が持っていたエネルギーをそのまま封じ込めている。尖った個性はありつつも、基本は「美少女」「巨乳」「中出し」という揺るぎない土台の上に成り立っている。だからこそ、安心して欲望に浸ることができる。各作家が「どうやったらよりエロく描けるか」という一点に集中した結果が、この315ページに凝縮されている。自分は久しぶりに「買ってよかった」と思えた、骨太なアンソロジー誌だった。外部評価(FANZA)が5.00点(2件)と高いのも納得の出来だ。
