アクションピザッツ 2019年4月号のレビュー・感想・徹底解説

レビュー・徹底解説

👤誰向け?アンソロジー好き、多様な画風を楽しむ人
⚠️注意点近親相姦、義母要素あり
おすすめBランク

アンソロジー誌という名の“エロのフルコース”

「アクションピザッツ 2019年4月号」は、複数の作家による作品を収録したアンソロジー誌だ。雑誌という形式は、単一作家の単行本とは異なる魅力を持つ。それは多様性と発見の喜びである。一冊で様々な画風、様々なシチュエーションを味わえる。好みの作家の新作を追う楽しみもある。一方で、全ての作品が自分の好みに合うとは限らない。この号は229ページとボリュームがある。複数の作家の作品が詰め込まれた、エロ漫画の“食べ放題”のような立ち位置と言えるだろう。

バラエティ豊かなシチュエーションが揃う

この号の最大の魅力は、そのバラエティの豊かさにある。あらすじから読み取れるだけでも、その幅広さがわかる。幼なじみとの再会、元ヤンギャル人妻の学園生活、花魁の物語、遊園地での大胆デート、憧れの未亡人、夜の街の美少女。これだけ多様なテーマとシチュエーションが一冊に収まっている。タグから推測すると、特に「近親相姦」や「義母」といった要素を好む読者には、該当する作品が見つかる可能性が高い。正直、このボリュームでこの価格はコスパが良いと感じた。一つの世界観に浸るのではなく、様々な“エロの味”を少しずつ楽しみたい読者に最適な構成だ。

新連載と人気シリーズの両方が楽しめる

アンソロジー誌の醍醐味は、新たな才能との出会いにある。この号ではポン貴花田氏による「隣のパパの性欲がスゴくて困ってます!」が新連載として掲載されている。一方で、にしまきとおる氏の「W・乳れ〜しょん」の番外編など、既存のファンも楽しめるコンテンツも含まれている。新規読者を取り込みつつ、既存の読者も満足させる。そんな雑誌ならではのバランスが取れている。自分は特に、あらすじの「ぷにぷにしてませーん!!」というキャッチコピーと、柔らかいお腹を愛でる描写に興味を引かれた。こういう独自の“萌え”ポイントを打ち出せるのも、作家ごとに個性が光るアンソロジーの強みだ。

「単行本派」と「雑誌派」、あなたはどちら?

エロ漫画を楽しむ方法は主に二つある。気に入った作家の単行本をコレクションする方法と、様々な作家の作品が詰まった雑誌を定期購読する方法だ。後者を好む読者は、特定の作家に縛られない自由さを求める傾向が強い。未知の作家の傑作と出会う“掘り出し物”のワクワクも大きい。この「アクションピザッツ」のような雑誌は、そうした探検心を満たしてくれる。似た傾向としては、同じく複数作家による作品を掲載する「COMIC ペンギンクラブ」や「COMIC アンスリウム」などのアンソロジー誌が挙げられる。ただし、掲載作家陣や作風の傾向は誌ごとに異なる。自分の好みの“テイスト”に合った雑誌を見つけることが、楽しみを倍増させるコツと言える。

購入前に知っておきたいこと

Q. 単行本と単話、どっちがお得?

単一作家の作品にこだわりがなければ、雑誌の方がコスパは高い。229ページで複数作家の作品を楽しめる。ただし、気に入った作品だけを厳選したいなら、後日発売される単行本を待つのが確実だ。

Q. 前作やシリーズを知らなくても楽しめる?

ほとんどの作品は単話完結型と思われる。シリーズ物の番外編も含まれるが、あらすじから判断する限り、単体でも十分に楽しめる内容だ。新連載はもちろん、シリーズ物も導入部分は理解できるように描かれているはず。

Q. 地雷要素(NTR、スカトロ、暴力等)はある?

タグから「近親相姦」「義母」要素は含まれると推測される。あらすじに過度な暴力やスカトロの描写は見られないが、複数作家の作品集であるため、苦手なシチュエーションが含まれる可能性はある。

Q. ストーリー重視?実用性重視?

作家によりけりだ。あらすじからは、しっかりとしたシチュエーション設定を持つ作品が多い印象を受ける。しかし、雑誌という特性上、実用性を第一に描かれた作品も混在している可能性はある。バランス型と言える。

多様性を求めるなら、この一冊で満足できる

結論から言えば、一つのテイストに深くハマるよりも、様々なエロ漫画を幅広く楽しみたい読者におすすめしたい。229ページというボリュームは、読み応えという点で文句なしだ。新連載の可能性を探る楽しみ、人気シリーズの新章を読む楽しみ、そして何より、未知の作家の絵柄やストーリーに触れる楽しみ。これらが全て一冊に詰まっている。全ての作品が自分のツボを直撃するとは限らないが、その中から新たな“推し”作家を見つける可能性に満ちている。アンソロジー誌は、エロ漫画の世界を広げてくれる最良の入口の一つだ。この4月号は、そんな雑誌の魅力を存分に体感できる一冊だった。

📊 総合評価
Bランク
エロさ★★★★☆
画力★★★★☆
ストーリー★★★☆☆