レビュー・徹底解説

👤誰向け?巨乳・熟女好きの貪欲派
⚠️注意点特になし
おすすめBランク
作品名アクションピザッツ 2016年6月号
形式マンガ誌(アンソロジー)
ページ数232P
主なタグ巨乳, 中出し, 熟女

本レビュー評価:作画: ★★★☆☆ / エロさ: ★★★★☆ / ストーリー: ★★☆☆☆

欲求の矛先は、美人上司から取引先の娘まで

「美人上司を堕としたい!かわいい部下も堕としたい!」という冒頭の一文が全てを物語る。これは、ありとあらゆる女性への欲望を肯定し、それを「堕とす」という形で実現していく雑誌だ。あらすじには、同僚、取引先の娘、新婚の妻、カラオケで相席になった巨乳美人など、多様なシチュエーションが列挙されている。共通するのは、日常のふとした瞬間に性欲が爆発し、そのまま即座に肉体関係に発展するという流れだ。玄関を開けたら即尺、そのままリビングで、台所でもお風呂でも、という描写からは、日常と性の境界線を曖昧にする、ある種のファンタジーが感じられる。欲求を無限に拡げ、それを「ピザッツ娘」がまとめて解決するというコンセプトは、読者の代わりに欲望を代行してくれる安心感すらある。正直、こういうのでいいんだよ、と思わせてくれる。

232ページに詰まった「ムッチリ豊満ボディ」の饗宴

タグから推測される「巨乳」と「熟女」、そしてあらすじに散りばめられた「ムッチリ豊満ボディ」「年上美女」「奥様」といったキーワードが示す通り、この号の主役は間違いなく肉感的な女性たちだ。複数作家によるアンソロジー形式だからこそ、様々な解釈の「肉」が楽しめる。

英丸「熟れ乳くらべ」の新連載が熱い

あらすじで特に触れられているのが、英丸による新連載「熟れ乳くらべ」だ。「ムッチリ豊満ボディな年上美女の誘惑…この戦、負けしかない!?」というキャッチコピーから、主人公が年上女性の積極的なアプローチに翻弄される様子が伺える。熟女の「誘惑」に焦点が当てられているため、受け身ながらも高揚感のある展開が期待できる。巨乳描写については、作家によって表現が分かれるだろうが、タイトルに「乳」を掲げているだけに、ここは特に力を入れていると思われる。

バラエティに富んだ「即効性」シチュエーション

「玄関開けたら即尺そのままSEX」「カラオケで相席!?…そしてデュエット…幸せな時間!」など、各作品の導入は非常に直接的だ。長い駆け引きや心理描写よりも、欲望が爆発した瞬間からいきなり本番へ、という流れを重視している。これは、即座に興奮ポイントに持っていきたい読者にとっては大きなメリットだ。中出しタグが付いていることから、避妊の煩わしさを感じさせない、濃厚な結末も各作品で描かれていると推測できる。思わず「めっちゃ抜けた」と唸るページが、この厚さの中に必ずある。

作画のクオリティは作家次第

232ページというボリュームは、単行本1冊分を軽く超える。アンソロジー誌であるため、画風や描写のクオリティは掲載作家によってまちまちだ。あらすじに名前の挙がっている英丸、タカスギコウ、にしまきとおる、チャーリーにしなか、EBA、葵抄といった作家の既知の画風や作風が好きなら、その部分だけでも購入の価値はある。一方で、全ての作品が均一なクオリティとは限らない点は、雑誌購入におけるある種の賭けでもある。自分は、EBA「井仲田吾作の憂鬱」の「幸せな新婚生活」から一転する展開に、どんでん返しを期待してしまった。

購入前に知っておきたいこと

Q. 単行本と単話、どっちがお得?

本作は雑誌(単話の集合体)です。232ページで単行本以上のボリュームがあり、複数作家の作品が一度に楽しめる点ではコスパが良いと言えます。気になる作家の単行本を探す前に、その作家の腕試しとして購入するのも一つの手です。

Q. 前作やシリーズを知らなくても楽しめる?

ほぼ問題ありません。各作品は基本的に読み切り形式です。新連載「熟れ乳くらべ」も第1話からのスタートです。雑誌自体も毎号独立した内容なので、今号から読み始めても全く遅くはありません。

Q. 地雷要素(NTR、スカトロ、暴力等)はある?

明示されたタグやあらすじからは、過度な地雷要素は見当たりません。タグにある「中出し」、あらすじにある「堕とす」といった表現が気にならなければ、比較的安心して読める内容と思われます。ただし、作家によって表現に差はあります。

Q. ストーリー重視?実用性重視?

圧倒的に実用性重視です。「玄関開けたら即尺」というフレーズが象徴するように、シチュエーション設定からエロシーンへの移行が極めて早いです。深いドラマや複雑な心理描写を求めるよりも、巨乳・熟女との濃厚なセックスシーンを楽しみたい人向けです。

あなたの性癖で購入が決まる

この雑誌を手に取るかどうかは、以下のチェックリストでほぼ決まる。

☑ YES!買い

  • 「巨乳×熟女」という組み合わせに心が揺さぶられる。
  • 長い前振りなしで、すぐに本題に入る展開を好む。
  • アンソロジー誌で、複数作家の画風やシチュを一度に味わいたい。
  • 232ページというボリュームに対して、コスパを重視する。

☐ NO。様子見

  • 繊細な心理描写や純愛ストーリーを求めている。
  • 画風や作画のクオリティが一定以上でないと我慢できない。
  • 中出し」「堕とす」といった直球な表現に抵抗がある。

欲張りな欲望を、この一冊で満たせ

「あの娘もこの娘もみんなみんな、欲しい…」という貪欲な欲望を、一切の後ろめたさなく肯定する雑誌だ。深いストーリーや芸術的な画力を求める読者には物足りないかもしれない。しかし、特定の性癖(巨乳、熟女)に直球で応え、かつ即効性の高いエロシーンを求める読者にとっては、232ページという厚さが約束する「当たり」を引く確率の高さは無視できない。複数の作家による作品が収録されているため、全てが好みとは限らないが、その分、新たな作家や好みのシチュエーションとの出会いもある。実用性とボリュームを天秤にかけた時、コスパは十分に高いと言える。買ってよかったと思える一冊だ。

📊 総合評価
Bランク
エロさ★★★★☆
画力★★★☆☆
ストーリー★★☆☆☆