アクションピザッツ 2020年7月号のレビュー・感想・徹底解説

レビュー・徹底解説

👤誰向け?多彩なシチュを求める人
⚠️注意点短編アンソロジー
おすすめBランク
作品名アクションピザッツ 2020年7月号
形式マンガ雑誌(アンソロジー)
主なタグ女子アナ、家庭教師、水着
ページ数370P
発売日2020年5月

本レビュー評価(5段階)

  • 作画: ★★★☆☆
  • エロさ: ★★★★☆
  • ストーリー: ★★★☆☆

370ページに詰まった、大人の女性たちの“欲”のアンソロジー

「アクションピザッツ」は、複数の作家による短編を集めた成人向け漫画雑誌だ。2020年7月号は、その名の通り「アクション」、つまり女性たちが能動的に動き出す様々なシチュエーションを提供する。あらすじからは、過去の恋愛に未練を抱える女性、家族を守るために身を捧げる人妻、義理の姉弟の危険な関係、同窓会で再燃する炎など、多様な“火種”が散りばめられていることがわかる。共通するのは、女性たちが「なりふり構わず」自らの魅力を武器に、何かを掴み取ろうとする姿勢だ。一冊で様々な作家の画風とテーマを味わえるアンソロジー形式は、好みの作家を探す探索の旅にも似ている。

多彩な“武器”と、それを纏う肉体の造形

あらすじにある「柔らかな二つのふくらみとかむっちんぷりんなお尻」という言葉が全てを物語る。この号の見どころは、女性たちが状況に応じて選択する“武器”と、それを引き立たせる身体描写にある。タグから推測される要素を、画力や描写の観点から掘り下げてみよう。

職業衣装と私服の境界線

タグにある「女子アナ」「家庭教師」は、職業に紐付いた特別な衣装を意味する。女子アナのスーツや家庭教師としての私服は、公的な場での“鎧”だ。しかし、作品内ではその鎧が少しずつ緩み、やがて私的な“武器”へと変容していく過程が描かれると思われる。この変容の描写こそが、衣装フェチの心をくすぐる。ボタンが外れる寸前の張り、スカートの裾が捲れる角度。こうしたディテールへの作家たちのこだわりが、ページをめくる楽しみとなる。

水着という最小限の“鎧”

水着」タグは、最初から“鎧”が最小限である状況を暗示する。海やプールという非日常の空間では、身体のラインが露わになる。水着の布地が食い込む肉感、水に濡れて光る肌の質感。これらは作家の描写力が直接問われる場面だ。どの作家が、どのように「むっちんぷりん」なお尻を水着で包み、その弾力を表現しているか。画風の違いによるアプローチの違いを比較するのも、アンソロジーを読む醍醐味の一つだろう。正直、水着回の作画カロリーには期待してしまう。

日常に潜む“些細な事”の劇的表現

あらすじに「きっかけは些細な事」とある。不倫や背徳関係は、大きな事件ではなく、ふとした瞬間の距離感、何気ない言葉から始まる。この「些細な事」を、いかに絵画的に、エロティックに昇華させるかが作家の腕の見せ所だ。例えば、義姉と弟が昼下がりのリビングで交わす一瞬の視線。人妻が同窓会で旧友と触れ合う手の温もり。こうした微細な心理的転換点を、コマ割りや構図でどう表現しているか。物語の核となる瞬間の描写に、各作家の個性が最も強く現れるはずだ。

購入前に知っておきたいこと

Q. 単行本と単話、どっちがお得?

本作は雑誌(単話の集合体)です。370ページとボリュームは十分で、複数作家の作品を一度に楽しめるコスパの良さが魅力。特定の作家の単行本を追うよりも、まずはこの号で好みの画風やシチュを見つける「探索」として購入する価値があります。

Q. 前作やシリーズを知らなくても楽しめる?

各話は完全な短編で構成されているため、問題なく楽しめます。「アクションピザッツ」は毎号テーマに沿ったアンソロジーを発行する雑誌であり、号ごとに独立しています。今号から読み始めるのに一切の支障はありません。

Q. 地雷要素(NTR、スカトロ、暴力等)はある?

あらすじから「泥沼不倫」や「義姉」「主人には内緒」といった背徳要素は確認できます。したがって、NTR(寝取られ/寝取り)的な要素を含む話が収録されている可能性は高いです。ただし、過度な暴力やスカトロ等の過激描写については言及がなく、おそらく一般的な成人向け漫画の範疇と思われます。

Q. ストーリー重視?実用性重視?

短編アンソロジーの性質上、緻密なストーリー展開よりは、シチュエーションの魅力と実用性(画力・エロ描写)が主眼です。あらすじにあるように「女の子だってオトコが欲しい時もある」という直球の欲求を、様々なシチュでビジュアル化した作品群と捉えると良いでしょう。

あなたの性癖に合致するか?購入判断のポイント

☑ YES!買い

  • 女子アナ」「家庭教師」「人妻」など、複数のシチュエーションに興味がある。
  • 一冊で多彩な作家の画風を味わい、新たな好みの作家を発見したい。
  • 370ページというボリュームで、コスパを重視する。
  • 背徳感や、女性が能動的になるシチュを好む。

☐ NO。様子見

  • 一つの長いストーリーや、特定の作家の世界観に没頭したい。
  • NTRや不倫といった背徳要素を一切受け付けない。
  • 画風のブレが気になるほど、作画のクオリティに厳しい。

多彩な“アクション”を詰め込んだ探索の書

「アクションピザッツ 2020年7月号」は、いわば成人向け漫画の“試食会”だ。一つのテーブルに、様々な作家による様々なシチュエーションが並べられている。全てが好みの味とは限らないが、その中に一つでも「これは!」という発見があれば、購入の価値は十二分にある。外部評価(FANZA)では3.00点(1件)と評価件数が少なく判断が難しいが、アンソロジーゆえの評価の分散はあり得る。本レビューでは、ボリュームとシチュの多様性を評価し、Bランクと判定する。新しい性癖の扉を開ける、きっかけになる一冊かもしれない。

📊 総合評価
Bランク
エロさ★★★★☆
画力★★★☆☆
ストーリー★★★☆☆